「資源開発2.0」 デジタル有識者勉強會の報告書について
JOGMEC(本部:東京都港區、理事長:細野哲弘)は、経済産業省と共同で、産學の有識者による「資源開発2.0」デジタル有識者勉強會を開催しておりましたが、この度、その報告書がまとまりました。
JOGMECは、日本の石油?天然ガス上流開発企業の事業領域においてAI?IoT等を活用したデジタル技術導入を推進するため、経済産業省と共同して、産學の有識者からなる「資源開発2.0」デジタル有識者勉強會(有識者代表:早稲田大學 平野正雄教授)を2018年10月より開催して參りました。
この度、全4回の勉強會の成果が報告書としてまとまりましたので、公表させていただきます。同報告書にて以下のような提言が盛り込まれております。
- 日本の上流開発企業が國際競爭力を強化し、権益の新規獲得?維持を可能とするためには、AI等のデジタル技術を活用した資源開発技術の高度化に取り組む必要がある。
- AI等のデジタル技術を活用した資源開発技術の高度化にあたっては、技術?人材?データ?エコシステムの各種課題に対応する必要があり、その課題解決に向け、(1)デジタル技術活用に対する各種支援を行うためのJOGMECによるデジタル知的基盤の整備、(2)國の主導による外部からの積極的な知見の取り込み、に取り組む。
なお、本報告書は、経済産業省の第26回総合資源エネルギー調査會資源?燃料分科會でも報告がなされており、JOGMECは経済産業省と共に、この提言內容を踏まえ、「資源開発2.0」実現に向けた具體的な施策を検討して參ります。
「資源開発2.0」の枠組みとデジタル知的基盤の構築 (「『資源開発2.0』実現に向けた課題解決の方向性と対応策」より抜粋)
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